Johnのブログ 

ピンク色の研究 1

12月14日: Nothing (何もない)

何もない

 

 

12月15日: Pointless (無意味)

僕には何も起こらない。

 

コメント

やあJohn、メールを送ってみたけど、届かずに戻ってきちゃったよ。元気にしてるか?月末までロンドンにいるんだ。良かったら会わないか?

Bill Murray 21 December 17:46 

(※Johnがアフガニスタンに派遣されていたときに行動を共にし、負傷した彼を助けた看護兵で友人。原作でも同様)

 

 

1月20日: How? (どうやって?)

どうやって消せばいいんだ?

 

 

1月21日: Happy now? (満足かい?)

見てるか、Ella。ちゃんとブログを書いてるよ。

 

コメント

Ellaって誰??ついに彼女ができたの?どんな人?xx x写真送ってよ!!

Harry Watson 21 January 01:46

(※HarryはJohnの妹。EllaはJohnのセラピスト。治療の一貫でJohnにブログを始めるよう勧めた。)

 

 

1月25日: Drinks (飲み会)

昨日の夜、ブラックヒースにいた頃のラグビーの連中と会った。みんな変わってなかった。20代の頃のように酒を飲んでいた。未だにみんなお互いをからかっていた。僕の脚については誰も話題にしなかった。 

(※ブラックヒース…ロンドン南東にある小さな町。古い歴史があり緑が豊か、通勤にも便利なので人気がある。)

(※ラグビー…原作The Adventure of the Sussex Vampire(サセックスの吸血鬼)で依頼人の手紙に書かれている。「追伸。あなたのご友人のワトソンは私がリッチモンドでスリークォーターだった時、ブラックヒースでラグビーをしていたと思います。私が自己紹介できるのはこれだけです。」)

 

コメント

だから予約の時間に来れなかったの?電話したのに。

E Thompson 25 January 10:11

(※Ella、Johnのセラピスト。)

 

パブに電話を忘れちゃって。ごめん。

John Watson 25 January 17:49

 

すぐに会えそう?!

Harry Watson 25 January 18:02

 

 

1月28日: Serial suicides (連続自殺)

また「連続自殺」があった。奇妙だ。死亡者たちの間には何の繋がりもないらしい。意味を成さないんだ。

 

Bill Murrayと会った。映画スターじゃない。僕が撃たれたときに命を助けてくれた看護師だ。結婚したんだって。

 

他の人たちには出来事が起こってる。

 

コメント

また会えて良かった。こっちにも来いよ、そんで妻に会ってくれ。でも忘れるな、彼女は僕のものだからな、Casanova(女たらし)!

Bill Murray 28 January 11:46

 

Casanova??! 兄さんが?!?!.

Harry Watson 28 January 13:36

 

ああ、そうなんだ。僕らが軍に行く前にこいつだっていたずらをしたもんだ。悪いやつめ(Dirty boy)!

Bill Murray 28 January 17:56

 

HAHAHAHAHAHAHA!!!!!!!

Harry Watson 28 January 18:12

 

 

1月29日: A strange meeting (おかしな出会い)

これを書くことが僕にとって意味があるのかわからない。僕は作家じゃない。Ellaはブログを続けるのは有益だと考えてたようだけど、そんなことなかった、だって僕には何もやって来ない。でも今日、何かがあった。何かが起こったんだ。

 

公園を歩いてたらMike Stamfordとぶつかった。学生時代の仲間だ。コーヒーを飲みながら僕は引越したいと思ってることを話した。Mikeは似たような状況の人を知っていると言った。それで僕らはBarts(病院)に行って、Mikeがそれぞれを紹介してくれることになったんだ。

 

でもそうはならなかった。Mikeが紹介したんじゃない。その男は僕のことを知っていた。なぜだかわからないけど僕のことをみんな知っていた。アフガニスタンに派遣されたこと、免役されたことも。脚が不自由なのは心因性のものだと言ってたから全部が合ってたわけじゃないけど、僕がなんで会いに行ったかを知ってたんだ、Mikeは事前に話をしてなかったっていうのに。

 

それから家に帰ってGoogleで彼のwebサイトを見つけた。The Science of Deduction

 

狂ってる。こいつはおかしい奴なのかもしれない。たしかに横柄で、ほんとにすごく失礼な奴だった、まるで12歳かそこらの、パブリックスクールの奴みたいでさ。ああそうだ、たしかにおかしい奴かもしれないと思ったよ、でも不思議と好感を持った。惹きつけられた。それがちょっと奇妙な出来事のすべてだ。

 

それで明日、一緒に部屋を見に行く。気違いと。Sherlock Holmesと。

 

コメント

何これ...?!?!

Harry Watson 29 January 19:37

 

おい、ゲイにでもなっちまったのか?

Bill Murray 29 January 20:31

 

Hahahahaha!! 無理よ!Claraを見る目付きからしたらね!

Harry Watson 29 January 20:34

(※ClalaはHarryの(元)パートナーの女性。Harryはレズビアン)

 

彼女何か言ってたの?

Bill Murray 29 January 20:41

 

ううん。だいじょうぶ。兄さんの話をしてるんだった!!

Harry Watson 29 January 20:43

 

emailか何かで話すとかできないのか?ここは僕が日々の思いを綴る場所なんだ

John Watson 29 January 21:02

 

で、あれについては否定しないのかな?

Bill Murray 29 January 21:32

 

僕はゲイじゃない。あいつはそうかも。わからないけど。別にかまわないさ。

John Watson 29 January 21:42

 

LOL!!

Harry Watson 29 January 22:00

 

LOL? もう36(歳)だろ、Harry。さんじゅうろく…

John Watson 29 January 22:03

 

 

1月31日: My new flatmate (新しい同居人)

それで昨日の夜、部屋を見に行った。実際かなりいい感じのところだ。Sherlockはもう先に移っててちょっと散らかってたけど、前のところから移るのは実際良いことだ。

 

で、気違いは?すばらしいよ。横柄で傲慢で仰々しい。安心できるような奴じゃないって僕はよくわかってる。退屈することはないだろうな、そしてガス代を払うのはどっちの番だとか、テレビで何を観るかとかで言い争いになる心配もなさそうだ。それからそう、あいつはたぶんほんとに間違いなく狂った奴だと言える。だけどいくつか良いレストランを知ってるから悪いところばかりでもない。

 

それで、僕らはざっと部屋を見て大家の女性としゃべった。そしたら警察が来てSherlockに遺体を調べるよう依頼してきたんで僕らは事件現場に行った、それからロンドンの通りを走り回って犯人を追いかけて、Sherlockが連続自殺/殺人を解決したんだ。

 

そうして僕らはすてきな中華レストランに行った、フォーチュン・クッキーが「太陽のもとでは何も新しいことなどない。すべて以前に行われていたこと」と言ってた。僕は同意しかねる、あの夜を過ごしてからは。

(※原作「緋色の研究」でのホームズの発言。『太陽の下に新しいものは何も無い。これまでもいつもそうだった」)

 

コメント

なんなの!? 電話に出てよ!!!

Harry Watson 31 January 13:46

 

電話に出てください。

E Thompson 31 January 13:48

 

ブログを続けてるなんて知らなかったよ、John。そういうタイプだって思ってもみなかったから。Sherlockと起こったことについては僕はちっとも驚かない。うまくいくといいね。

Mike Stamford 31 January 13:56

 

君のことなのか?ニュースで見た。あれは君だったのか?!

Bill Murray 31 January 14:12

 

ほんとに、John!どうなってるの??だいじょうぶなの?!

Harry Watson 31 January 14:16

 

ごめん、パニックにならなくていい、僕はだいじょうぶだ。何があったのか書くつもりだけど、ちゃんとしたものにしたいんだ。二、三日くれないか。

John Watson 31 January 16:12

 

ちょっとそんなのだめ!!! 何があったか教えて!

Harry Watson 31 January 16:15

 

うん、そうだ。Sherlockがどうやったのか教えてよ

Anonymous 05 February 16:46

(※Anonymous…匿名。この人物は…?)

 

電話に出てくれるの!!!!

Harry Watson 05 February 22:01

 

いつになったら追加されるんだ?

Bill Murray 06 February 19:46

 

 

2月1日: Secret code (秘密の暗号)

ごめん、まだ昨日の夜のことについて書いてるところなんだけど、そうこうしてる間にSherlockへ秘密の暗号メッセージか何かが送られてきた。手伝ってくれる人を探してる。

 

もしやってみようかなという気があったら、Sherlockのサイトに行ってみて。 The Science of Deduction

 

02/01追記: Roman EmperorってCaesarのことかな?